警察が家に来る理由は?|偽物の見分け方を元警察官が徹底解説

「警察官が、突然家に来てびっくりした!」

「色々聞かれたけど、本当に答えていいのかな?」

「本物の警察官かどうか、判断する方法はないかな?」

 

今回の記事では、これらの問題に対してお答えしています。

警察官だと思って信用して、不審者だったら困りますからね。

 

私は約4年間、警察官として勤務した経験があります。

地域課の交番や機動隊員として勤務しました。

交番勤務時には、実際に各家庭にお伺いしていた側の人間ということになります。

 

「本当に警察官ですか?」と何度も聞かれたことがあります。

警察官をしていたとき二十歳前後だったので、ほとんどコスプレ扱いされました。笑

 

今回の記事を作成するに至った経緯は、タイトルのような不安を抱えている方が多いと感じたからです。

 

今回の記事を読んでいただければ、

・警察官が家に来る理由
・本物の警察官を判断する方法
・日頃から意識しておくこと

などがわかります。

 

おそらくこの界隈では、No. 1の情報量だと自負しております。

この記事を参考に、日頃の防犯意識を高め、安全にお過ごしください。

 

そして警察官の適正な業務を知っていただけると幸いです。

 

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警察官が家に来る理由は?

 

巡回連絡

 
yuta
警察官が家に来る理由として多いのが、巡回連絡という業務です。

その巡回連絡について深堀りしてお伝えしますね✨

巡回連絡とは

交番や駐在所の警察官が、受け持っている家庭を訪問する業務です。

各家庭を訪問し、

・犯罪や事故の発生状況

・犯罪・事故予防のアドバイス

などについて連絡をします。

また、各家庭から、意見や要望を伝えることもできます。

 

案内簿の作成

巡回連絡をするとき、案内簿(簿冊)を作成します。

この案内簿には、非常時の連絡先として、お名前や勤務先、学校や実家などの電話番号などを記入します。

これれの情報は、

・家族が迷子になったり、交通事故に遭った場合

・地震や火事などの災害に遭った場合

・盗難の被害にあった場合

など、非常時に連絡の手段として活用するものです。

 

いつ来るの?

平日だけでなく、土日も訪問します。

日中が基本ですが、いつも不在のご家庭の場合、夕方か夜間に来ることもあります。

早朝や深夜になることは、ほとんどありません。

早朝や深夜に警察官が来る可能性は、次にご紹介する “捜査活動” の可能性が高いですね。

 

各種捜査活動

警察官がご家庭に伺うパターンとして多いのが、捜査活動です。

例えば、

・近くで事件が発生したから聞き込みをする

・過去に発生した事件の情報集め

・違法に駐車された車の持ち主を探す

など色々あり、捜査活動を挙げるとなると、キリがありません。

捜査活動として必要なことがあれば、基本的にご家庭のチャイムを鳴らすことになります。

 

 
yuta
それでもいきなり警察官が来たら、悪いことをしてなくてもびっくりしますよね。笑

 

捜査活動として警察官が来る場合、先に紹介した巡回連絡とは違い、時間帯もバラバラです。

尋ねられたことに対して、落ち着いてこたえていただければ大丈夫です。

 

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個人情報などを聞かれたらどうする?

では次に、個人情報を聞かれる場合についてご紹介します。

個人情報を聞かれる場合、そしてその状況に怪しさを感じた場合、どのような対策がとれるか考えてみましょう。

個人情報を聞く場合

先にもご紹介したとおり、巡回連絡の業務では個人情報を聞きます。

これは巡回連絡の目的達成のために必要だからです。

 

もう一つの捜査活動で聞き込みをしている場合、個人情報を聞いてくる可能性は低いかもしれません。

あくまで捜査活動のための聞き込みですから。

 

ただ、有効な情報を持っていると、当然個人情報などを聞かれる可能性があります。

有効な情報を持っている場合は、のちに警察官が書類を書く必要があるからです。

“いつ、だれから聞いた情報” という形で書類を作るので、個人情報が必要となります。

 

怪しかったら次回にまわす

突然個人情報を聞かれると、やはり躊躇してしまう現代。

私が警察官をしていた15年以上前でも、ご家庭に伺うだけで怪しまれたものです。

 

 
yuta
本当に警察官?あやしい奴だなーって何度言われたことか。笑

今の時代だと、もっと疑われそうですね!!

 

しかし怪しまれることは、その人の防犯意識の高さからくるもの。

たしかに警察官からすると、その場で情報を聞けることができれば一番ですが、仕方ありません。

 

もし怪しいと感じたら、次回にまた来てもらうでも良いと思います。

その際、警察官の名前や交番名を確認しておくことをおすすめします。

 

訪問カードをもらう

次回に回すときに、もう一つおすすめな方法が訪問カードをもらうことです。

各都道府県警察によって呼び方は違うかもしれませんが、警察官は訪問カードというものを持っています。

 

ご家庭の方が不在の場合、投函してメッセージを伝えるものです。

この訪問カードに、警察署や交番の連絡先が書いてあるので、怪しいと思ったらもらっておくとよいでしょう。

 

交番に問い合わせする

怪しいと思った時にする極め付けは、交番に電話をする です。

私が警察官時代にも、この手法をとっておりました。

 

むしろ私の場合は、「あとで電話してくださいね!」と伝えて帰ることもありました。

交番に帰る時間を打ち合わせして、交番に電話をかけてもらいます。

そして約束のとおり、私が電話にでます。

 

ご家庭の方も、本当に警察官だったんだ!ごめんなさいね😆と話が盛り上がることもありました。

次回以降伺うときは仲良くなって、悩みや困っていることなども聞けるようになりました。

 

ですから、怪しいと思ったら確認してください。

問い合わせをすること自体、決して悪いことではありませんからね。

 

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本物の警察官を見分ける方法

ではここから、本物の警察官を見分ける方法を見ていきます。

あくまで判断基準になりますので、絶対に警察官であるという保証は難しいと思ってください。

ただ一つだけ、揺るぎない見分け方があるので、後半でお伝えします

服装について

服装に関してですが、見分けるのが年々難しくなってきています。

私が警察官のころは、テレビドラマの警察官姿は コスプレ感満載 でした。

見た瞬間に偽物だとわかると言うことです。

 

しかし最近のテレビドラマを見ると、本物の警察官との見分けがつかないほど精巧な作りをしています。

それが市場に回っていると考えると、一般の方が服装だけで警察官を見極めることは難しいと考えられます。

 

また捜査活動を専門で行う刑事さんは、“普通の格好” をしています。笑

スーツを着ている時もあれば、当直(泊まり込みの勤務)では作業着です。

 

親戚のおじさん的な警察官が、突然チャイムを鳴らしてきますから、服装だけで本物の警察官かどうかを判断することは難しそうです。

 

警察手帳の有無

「警察手帳を見れば安心でしょ!」

このように思う方もいるかもしれません。

 

こちらの画像をご覧ください。

左側が本物 右側が偽物
左側が本物 右側が偽物

時事ドットコムニュース -ニセモノ?ぞろぞろ 写真特集- より引用

 

本物と偽物の区別がつきますか?

パッと見ただけでは、絶対にわからないと思います。

このように、警察手帳を見たとしても本当に警察官かどうかの判断は難しいです。

 

 
yuta
警察手帳を見せたのに信用してもらえないことは、私も何度も経験しています。

 

 

髪型について

髪型についてはどうでしょうか?

男性警察官をイメージすると、短髪で刈り上げ!という印象かもしれません。

私も警察官時代は、基本的に坊主かスポーツ刈りでしたから。

あながち間違っていません。

 

本物の警察官を見分ける方法として、髪型を見ればわかると書いてあるブログを見かけますが、信じてはいけません。

だらしない警察官は山ほどいます。笑

耳に髪の毛がかかっている警察官は偽物だ!」とか、乱暴です。笑

 

上司に何度も何度も指摘されても、ダラしなさというポリシーを捨てない警察官はたくさんいます。

ですから、髪型が多少だらしなくても偽物ということにはなりません。

 

むしろ髪型が綺麗に整いすぎている警察官を怪しむべきです。

 

警察官は交番にいる時以外、常に制帽(警察官の帽子)を被っています。

髪型は乱れ、髪の毛は脂っぽくなります。

夏であれば、汗だくで活動しています。

24時間連続で勤務し、日ごろの激務で髪型まで整える余裕のない警察官がいることも事実。

 

基本的に髪型の状況で本物か偽物かを判断できないと思ってください。

 

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持ち物について

持ち物といえば、警察手帳やけん銃をイメージしますよね。

これらも本物の警察官か見分ける立派な判断基準ではあります。

 

同じように警察官が、業務に関係ある持ち物を持っているか確認しましょう。

先にもお伝えしました巡回連絡を例にあげてみます。

 

巡回連絡では案内簿というものを持っています。

巡回連絡に来ているのに、案内簿をもっていないのはおかしいですよね?

 

「警察活動の最前線 被災県警察の声」より引用

こちらの画像を参考にすると、非常に分厚くて大きいものであることがわかります。

 

また、これを言うと怒られるかもしれませんが、長年使っているのでボロボロであると信頼度があがります。笑

警察官は往々にして、物を大切にいつまでも使っていますので。

ザ・アナログです!

 

パトカーなどの乗り物

交番で勤務する警察官の移動手段はなんでしょうか?

パトカーやバイク、自転車で移動するのであれば、その乗り物があるはずですよね。

 

しかし注意したいことがあります。

それは、必ず乗って移動するわけではない こと。

 

私の経験上、受け持ちのご家庭へ巡回連絡に行くとき、徒歩で行くことが多かったからです。

たまに見かけますよね、警察官が一人で歩いているところ。

事件性はなさそうですが、「何してるんだろう?」みたいなときです。

もしかしたら、巡回連絡もしくはパトロールのために歩いている可能性が高そうですね!

 

以上のことから、乗り物は警察官を見分ける上で大切な判断基準ですが、ご家庭に来る場合は徒歩もありますので、注意しましょう。

 

所属を名乗るかどうか

私は、電話に出るとき「はい、〇〇交番です」という人が嫌いでした。

あなたは交番ですか?

いやいや、名前あるでしょって。笑

 

しっかりと責任をもって業務についている警察官は、所属と名前を名乗るはずです。

名乗るように上司からも指導されているはず。

 

本物の警察官であれば、自分の所属と名前を名乗ることができます。

あとから交番や警察署に問い合わせをする場合もありますので、必ず聞くようにしてください。

 

これを言えなかったら、偽物と判断してOKです。

 

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これで一撃!階級章ではなく『識別章』を見る

大変長らくお待たせしました。

ここまでは一般的に言われている本物の警察官を見分ける方法です。

 

今まで紹介したものは、全て中途半端な情報でしたよね?

ここまで読んでいただいておいて、怒られそうです。

 

ここで紹介することは、本物の警察官かつ警察官個人を特定する方法です。

見るだけで、所属と個人番号がわかるアイテムがあります。

 

それが『識別章』というものです。

 

警察大全集 -識別章の識別番号と所属記号-より引用

 

こちらの写真を見ると、階級章の上に枠があり、記号と数字が書かれています。

 

枠にはめられた小さなプレートに、

・片方の面に、アルファベット二文字と三桁の数字
・もう片方の面には、県警名(都道府県によって違います)

これらの情報が書かれています。

 

アルファベット二文字はその警察官の“所属”を表し、三桁の数字は“警察官個人に与えられた番号”です。

同じ番号の警察官はいないので、本物の警察官かどうかはこの番号を警察署などに問い合わせすれば一発です。

 

この番号を見せられない、教えられない警察官は、完全に怪しいと思ってください。

巡回連絡のときや、職務質問のとき、態度の悪い警察官がいたらこの番号を控えておきましょう。

 

一生懸命頑張って活動している警察官が多い中、適当に活動している警察官もいます。

一生懸命に活動している警察官のためにも、態度の悪い警察官は警察署へ通報してあげてください。

 

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怪しいと思ったらやること

 
yuta

その他に、警察官かどうか怪しいと思ったときに取るべき方法をご紹介します。

警察署へ電話する

先ほど、巡回連絡で怪しい場合は、交番へ連絡してもらうというアイデアを紹介しました。

しかし交番の警察官はいつも忙しいです。

 

数時間連続で交番に戻れないときや、ご飯を食べられないとき、寝れないときなんてザラにあります。

ですから交番に電話をして繋がらない場合は、あきらめて警察署へ連絡しましょう。

 

伝えた内容については、警察署から交番の警察官へ連絡がいきますので安心してください。

 

交番の警察官をしていたとき、

なんでお前らはいつもいないんだ!!

とお叱りを受けたことが、何度もあります……笑

 

相談ホットライン

普通に怪しいと思ったレベルでは、110番はしないでくださいね!笑

110番通報は、あくまで緊急時用のものです。

 

110番するまでもないけど、ちょっと相談をしたい。

そのようなときは、相談ホットラインがおすすめです。

♯9110 

この番号にかけていただくと、相談をすることができます。

 

相談を受ける担当者が相談内容を判断し、事件性があるものに関しては関係各所に情報を伝えてくれるという流れになります。

この番号を知っておくだけでも、安心につながるのではないでしょうか?

 

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日頃から意識すべきこと

 
yuta
最後に、日頃から意識しておくべきことを、二つご紹介いたしますね!

家の近くの交番を把握する

それは、ご自身の住んでいる場所から一番近い交番の把握 です。

普段警察官は、交通の取り締まりをやっていたり、何をしているのかわからなかったり。

そのように思われている立場です。

 

でも、いざというときには必ず頼りになる存在です。

先にもお伝えしたように、巡回連絡のときご家庭に来る警察官は、最寄りの交番の警察官です。

 

警察官が交番名と名前を名乗っても、自分の家を管轄している交番 を知らなければ、怪しむことすらできませんよね。

いざというときにしっかりと頼れるよう、ご自身が住んでいるエリアを管轄する交番を把握しておいてくださいね!

 

防犯カメラの設置

ここまでご紹介してきた内容は、あくまで本物の警察官が来た場合のお話です。

本物の警察官を疑う分には、全く問題ないことですよね。

 

しかし、実際に悪いことを考えている人間が来た場合は、適切に対応しなければなりません。

そこで安心なのが、防犯カメラ の設置です。

 

最近の防犯カメラでは、リアルタイムの情報をスマホで見ることができます。

怪しいと思ったらまず確認できる体制があると非常に安心です。

 

また今後は、お一人で過ごされるご高齢の方の犯罪トラブルも心配ですよね。

転ばぬ先の杖として、防犯カメラの設置についても、意識しておく必要がありそうです。

 

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まとめ

今回は警察官が家に来る理由と、警察官が本物かどうか判断する方法にすいてご紹介しました。

もちろん警察官目線でいえば、信用してほしい気持ちが満載です。

 

しかし今の時代、防犯意識がどんどん高まっています。

その点は警察官の人たちもわかっているはず。

 

怪しいと思ったときは、素直にその思いを伝えてみてください。

きっと丁寧に対応してくれるはず。

 

警察官だって人間です。

仲良くなって、家の近所をたくさんパトロールしてもらってください。

 

何かあったときの頼れる存在が、警察官です✨

 

 

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