メタバースをわかりやすく解説|意味や語源、注目される理由は?

メタバースという言葉をよく耳にするようになりました。

2021年、Facebook社が「メタ」に社名を変更したことを受け、一気にその認知が広がった気がします

 

それを受けた世間の声やメディアはどうでしょうか?

「メタバースが来る!」「流行りに乗り遅れないようにしなきゃ!」

「なぜメタバースなの?」「そんなの流行るわけがない!」

私が見るかぎり、両極端の意見が飛び交っています。

まぁそうでしょうね。お金のにおいがプンプンしますから。笑

 

メタバースについて、どうせ流行らないよ!と言っている人でも、全く気にしないわけにはいきません。

なぜかというと、インターネットの普及やスマホの普及についても、最初はよくわからなかったものだからです。

 

突然ですが、全然関係のない話をします。

私自身、ガラケーからスマホに買えたのは2011年ころです。

当時所有していたガラケーを、ゲオのトイレに水没さてしまいました。

そのままゲオで、ガラケーからスマホに交換したことがきっかけです。

※水没現場がゲオでラッキーでした。

 

スマホに変えたのはいいものの、12年は、電話とEメールしか使っていませんでした。

「やっぱりガラケーが使いやすいわ!」

このようなことを、おそらく2年くらいは言っていたはず。笑

でも今となっては、ガラケーを使っていたときの記憶が曖昧です。

テクノロジーの進化や慣れっておそろしいですね。

 

メタバースに関しても、まだまだ認知が広がってきたばかり。

今後の動き次第では、ビジネスチャンスとなる可能性は十分にあります。

流行らないかもしれませんが、流行る前に情報をキャッチしなければ、行動できませんよね

数年先の未来を想像するためには、コツコツ学び続けるしかありません。

さまざまな働きかたをテーマとして扱っている当ブログでも、しっかりと調べあげていきたいと思います。

 

今回の記事でご紹介するのは以下について

・メタバースとは
・メタバースのメリットデメリット
・現在注目のメタバース空間

これらについて、なるべく専門用語を使わずにご紹介します。

 

 
ゆうた

私自身はメタバースの可能性について、とても期待しています。

記事の最後には、今後のビジネスの考え方についてもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

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メタバースとは

まずはじめに、メタバースの基本的な知識をご紹介します。

メタバースの意味

メタバースは、

メタ(meta):超越した、高次の

バース:ユニバース(宇宙)

この2つの言葉が組み合わさって作られています。

ちょっと難しい言葉が並んでいてわかりにくいですよね。

 

私はメタバースをシンプルに考え、現実とは別のもう一つの世界と捉えています。

現実世界と同じようなことが、メタバースの世界で行われれば、まさにもう一つの世界と定義されてもおかしくはないはずです。

 

メタバースの語源

ではメタバースの言葉はどこから生まれたのでしょうか?

メタバースは、ニール・スティーヴンスンの著書スノウ・クラッシュの舞台。

 

人間がアバターとなり、ネット空間でやり取りをする世界からきているとされています。

 

まさに今私たちがイメージしているメタバースと全く同じですよね!

メタバースの大元となる考え方なので、興味ある方はスノウ・クラッシュについて学んでみることをおすすめします。

 

またメタバースの世界に入るためには、ゴーグルが必要とされています。

 

このOculusも、スノウ・クラッシュが原点とされています。

 

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メタバースはいつから?

メタバースはとても新しい文化のように思えます。

しかし2003年ころには、同じような世界観をもつサービスが存在していました。

セカンドライフ

 

しかし当時に人気が出ることはありませんでした。

理由としては、

・起動するまでの手続が難しい
・必要なパソコンが高機能すぎる
・操作が難しすぎる

など、いろいろな理由が重なり、流行することはありませんでした。

要するにサービス自体は素晴らしかったのですが、その他周辺の機能が、サービスに追いついていないことが原因で発展しなかったということです。

 

少し話を脱線します。

上のセカンドライフと同じようなことで記憶があるのは、『ドローン』です。

世界のシェアの多くを占めているのはDJIという中国の会社

ビジネス用途も一般用途も、一番使われているのはDJIの製品です。

 

実は、1991年ころに日本のキーエンスという会社がドローンを開発していました。

これ今から 30年以上前の動画ですからね。すごいです!

でも全然売れなかったんです。笑

 

それは、当時のバッテリーの性能が悪かったから。

何時間も充電しても、飛行時間が3分くらいだったとか。

バッテリーの性能と当時のドローンの製作技術がうまく噛み合えば、もしかしたら世界のドローンシェアを日本が獲得していたかもしれません。

 

今ご紹介した話と、セカンドライフの話は非常に似ていますよね。

早すぎるサービスはタイミングによって流行りませんが、さまざまな技術が発展した今だからこそ、メタバースに再度注目が集まっているといえます。

 

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メタバースのメリット・デメリット

ではここからは、メタバースのメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

 

メリット

場所の制限がなくなる

場所の制約がなくなることは、大きなメリットです。

都会に住んでいても、地方に住んでいても、同じインターネット空間で過ごすことができます。

日本と世界であれば、夢が広がりますよね!

遠く離れている人と、同じ空間で過ごせるのは一番のメリットかもしれません。

 

 
ゆうた
遠距離恋愛という概念もなくなるのか……

知らんけども。笑

 

国や言語の壁がなくなる

もうすでに、スマホの翻訳機能がすごいですよね。

言葉を話すだけで自動的に翻訳してくれる機能が、本当に身近になりました。

この機能が、メタバース内の空間に表示されたり、音声として聞いたりできたら、言語の壁はなくなります。

こんなことが実現できれば、自分の国の人としか商売できないという固定概念はなくなりそうですよね。

世界中の人と仕事ができるようになる世界を想像すると、ワクワクしませんか?

 

自分の見た目を気にしなくていい

メタバース空間は、第二の自分を獲得することができます。

例えば極端な例をあげると、自分の見た目が好きじゃないという人も多いんです。

コンプレックスと表現できるかもしれません。

そんな自分の見た目を気にしなくて済むのがメタバース空間です。

外見もそうですが、男女の性別だって全く気にならない。

自分の好きなキャラクターとして存在できることは、大きなメリットです。

 

デメリット

体調の問題

メタバース空間はインターネットの世界ですよね。

ですから実際に体を動かすことが少なくなってしまうかもしれません。

特に外出する機会が減ってしまうことで、体調に問題が出てくることも考えられます。

メタバース空間を利用するときは、現実世界の体調をしっかり確認する必要がありそうです。

 

依存状態になる

“スマホ依存”は社会問題です。

電車の中を見ても、バスの停留所を見ても、みんなスマホを見ています。

メタバースの世界が流行すれば、依存問題は必ずつきまとうはずです。

もう一つの世界には、私自身も魅力を感じていますが、やはり現実とのバランスは重要ですよね。

メタバースのデメリットを考える上では、最重要なことかもしれません。

 

初期費用がかかる

先ほども少しご紹介しましたが、メタバースに入るためにはゴーグルが必要になります。

そしてPCやスマホなどの機器も必要です。

新しい技術を楽しむとき、ほとんどの場合ははじめるために費用がかかるという問題が出てきますよね。

数年経てば落ち着く価格もあると思いますが、早い段階から参入したい場合は、初期費用がハードルになる方もいるかもしれません。

 

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現在注目されているメタバース

では実際に、現在注目されているメタバース空間をいくつかご紹介します。

ここで紹介しているメタバースは、すでに大手の企業が参入を決めている場所になりますので、今後目が離せません。

フォートナイト

オープンワールド(開けた世界)で遊ぶことを目的としています。

自由度の高い遊びが可能で、例えば戦いであったり、友達と交流したり、コンサートや映画を楽しんだりできます。

米津玄師さんがフォートナイトの空間内でコンサートを行ったことで、一気に認知が広がった気がしますね。

すでにプレイヤーの多いフォートナイト。

今後も多くの企業などが参入して、活用例を模索するはずです。

 

ロブロックス

これは私自身も実際にプレイしたことがあります。(画像は私がプレイしているときの画像)

自分のオリジナルのキャラクターを作り、いろいろなゲームで遊ぶことができます。

ロブロックスの面白いところは、ロブロックスの中に経済圏があることです。

 

ロブロックスの中には、たくさんのゲームがあります。

実はそのゲーム、一般人も作ることができ、他のプレイヤーに遊んでもらうことができるんです。

その中で限定のアイテムなどを作り、ゲーム内の通貨で購入することができる。

売れた場合は当然、作ったクリエイターの収益(ロブロックス内の通貨)となります。

※ある程度通過が貯まったら、現金化可能というシステム。

 

また、キャラクターに着させる服やアイテムも、一般人が作ることができます。

 
ゆうた
海外の強者はロブロックスのアイテムを販売し、生活をしている人もいるそうです。

夢のある話だ……

 

The Sandbox(ザ・サンドボックス)

ここからは、少しややこしくなります。

一見すると、ただのゲームの画面に見えますよね。

 

このThe Sandboxは、メタバース空間で現実の世界と同じような経済圏が作られています。

使用される通貨は、話題の暗号資産(仮想通貨)です。

今回の記事では、暗号資産やそれに伴う技術(ブロックチェーン)については割愛しますが、今後重要になる技術であることは間違いありません。

 

現実世界の土地の価値は、誰しもが認めていますよね。

メタバース空間においても、現実の土地と同じように、貸し借りや売買が今後行われます。

The Sandboxでは、もうすでに世界中の企業が土地をすでに買って保有している現状です。

今後は、土地を広告として活用したり、イベントで利用したりと、現実と同じようなことがメタバース内で行われていくことになるでしょう。

 

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まとめ

今回は、メタバースについて簡単にご紹介しました。

メタバースという言葉を最近よく耳にしますが、技術的にはすでに昔から存在していたんですね。

現実世界ともう一つの世界が現れると、いろいろな可能性が見えてきます。

 

 

では最後に、今後のビジネスの考え方について

1800年代後半アメリカでは、鉱山にを掘りに行くことが流行していました。(ゴールドラッシュ)

当然、多くの人は金がほしいので、こぞって鉱山に出かけます。

しかし、なかなか稼げなかったそうです。

そうですよね。みんながこぞって鉱山行くもんだから、取り分は減ります

 

そんな時、がっちり儲かるきっかけを掴んだのはワークパンツ(デニムパンツ)を作った会社です。

鉱山でハードに働く人たちに対して、頑丈で破けくいパンツを作ったのです。

それがのちのリーバイスです。

 

何が言いたいかというと、みんなが集まっているときに、すこし違った目線で考えることで、新しいビジネスが生まれるということ。

私はこのお話について、コチラの本で勉強しました!

 

メタバースにみんなが飛びついたとき、また新しいビジネスがどんどん誕生することでしょう!

 

ちょっと未来の世界を想像しながら、いろいろな可能性を妄想しつつ過ごしましょうね✨

 

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