

私が読書を初めてから、比較的早い時期に読んだ本。
自分の人生を生きるためには、どのように心を持つことが大切かを知りたくて、一気に読み進めた本です。
著者のナポレオン・ヒルについて少しご紹介します。
その後、本書の中で紹介されている数々の言葉の中で、特に印象深いフレーズを4選ご紹介していきます!
ぜひご自身の生活の中で、考え方を取り入れていただければと思います✨
ナポレオン・ヒルについて
ナポレオン・ヒルは、アメリカ合衆国の著作家。成功哲学の提唱者の一人であり、『頭を使って豊かになれ 』の著者。。 思考が現実に影響を与えるというニューソート思想のビジネスへの応用、自己啓発思想とビジネスの世界の親和の重要な起点になっており、『思考は現実化する』は現在でも自己啓発本の原点のひとつとして人気が高い。 ウィキペディア
詳しくは調べて見てください!
それでは、以下に印象に残ったフレーズや項目について、簡単に列挙していきたいと思います。
①心の平安は農夫の心構えで得られる
農夫の心構えとは、畑を耕し、種を蒔き、作物の世話をして、その収穫を待つという辛抱強い姿勢のことである。
これと同様に、願望の実現を一朝一夕にして得ようとすると必ず失敗する。
日々の努力の果てには、必ず収穫が待ち受けているという確信を持って待ち続けることが重要である。
短期的な物事の捉え方では、失敗してしまう。
日々の積み重ねを忘れずに、種を蒔き続けようという話。
数年前から準備して種を蒔いてこなければ、何を収穫すればよいのでしょうか?
種もまかずに、収穫は絶対にできません。
日々の過ごし方について、考えさせられます。
②心の富とは、心の平安のことである
どれだけ金持ちになっても、心の平安とはイコールにはならないということですね。
「与えるものは限りなく与え、取るものは決まった分で済ます」
という言葉が出てきます。
個人個人、資産やできることに限りがありますが、ここでいっているのは「与えるという精神の幅」です。
この幅には制限を設けない方がよい、ということです。
心の富を得たければ、与えられるものを周囲に与える気持ちを持ち続けなければならないということですね。
③他人への心遣い『黄金律』
自分がしてほしいことは、人に対しても行うこと〜『黄金律』
他人への気遣いを忘れずに、相手と自分の立場が入れ替わった時に、自分がしてほしいと思うことを、当然のように相手にしてあげるという考え方です。
これは、コロナの件の「トイレットペーパー買い占め」で浮かび上がったのではないでしょうか?
自身の利益のためだけに活動し「自分が買えなくなった時、買えなくて家族が困った時」のことを全く考えていない行いといえます。

④恐れている対象をよく知ることは、その恐れを克服する唯一の手段
恐れの対象は何か?をしっかりと把握することが、恐れを克服する手段だといいます。
その恐れとは、
・貧困の恐怖
・批判される恐怖
・病気の恐怖
・愛を失う恐怖
・自由を失う恐怖
・老いの恐怖
・死の恐怖
自分で作り出した恐怖と、自己保存のために必要な恐怖は切り離して考える必要があります。
恐ろしいものをしっかりと見つめ、それを克服できると知った時が、自分の助けになります。
⑤「代償」は必ずやってくる
『代償の法則』という法則はご存知でしょうか?
何年かかるかわからないが、徳は必ず報われるし、犯した罪は必ず罰となって返ってくるという法則です。
前半で述べた、種を蒔く話に近いと思うのですが、自分の過去の行いが必ず未来に影響を及ぼすということですね。
ただ、過去を悔やんでも仕方ありません。
よい代償を得るためには「今を変えて、未来のために種を蒔くしかない」という認識をもつ必要がありそうです。
まとめ
簡単に、私がマーカーを付けて良い言葉や考え方だなーと思ったところを列挙してみました。
もう一文大切なフレーズがあります。
【自分の主人は自分だけである】
人が不幸になる原因の多くは、他人の人生ばかり干渉して、自分の人生の努力を怠ることである。
とても考えさせられる一文です。
今の時代、はっきりいって情報過多になっていると思います。
自分にとって本当に大切な情報もたくさんあるのですが、不必要な情報までも吸収してしまうという状況です。
決して自分が影響を与えることができないような、自分の影響の輪の外側に力を向けることは、時間と労力の無駄になってしまいます。
自分にコミットしてください。
自分のことを大切にすると、見えてくる世界が変わってくると思います。
ぜひ、この「成功哲学」興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか?