ぶっ飛んだ図書館を妄想する

そもそも論ですが、なぜ私が図書館について興味を抱いたのかというと、こんな想いがあったからです。

地域における教育格差を無くしたい

1人ひとり、住む地域が違えば、

・学業に対する熱量
・周囲との学習意欲の差
・進学意欲
・大学が近くにあるかないか
・家庭環境の問題

など多くのことについて、格差が発生してしまいます。

筆者が出張で、東京大学に行った時に驚きました。
地域の子ども達が、イチョウ並木を歩いているんですね。

将来、この大学に入りたい!」って思う子が現れて当然だと感じました。

筆者も、ベンチで分厚いテキストを開いて真剣な表情で議論している東京大学の学生たちを見ると、学習意欲が高まりました。

ホントにね、冗談抜きに勉強したくなるんですよ。笑

子ども達に、せっかくの学習意欲があったとしても、それを応援してあげられなければ意味ないですし、私自身もオリジナルの教育施設を作って、応援してあげる程の軍資金はありません。

どうすれば、教育問題に取り組めて、手っ取り早くて、資金もそんなに掛からずに出来るだろうか?と考えました。

試行錯誤の末、考えついた答え・・・それが「図書館のアップデート」です。

既存で、蔵書数がたくさんあり、施設も素晴らしいものがある。
これを活用しない手はないなと。

図書館を応援して、地域の人達が楽しく使って、勉強好きになって、教育格差をなくすという流れが、理想的な道筋になります。

応援に関しては、「勝手に応援する」がモットーですが、取材の際はもちろんお断りをいれます。笑

図書館に興味がわくと、図書館で図書館に関する本を借りました。

図書館運営上の問題点としては、

・売り上げ制などではないので、運用が厳しい
図書館法第17条で決まっているのですが、本の貸し借り等については、一切の課金を禁止されています。
教育基本法では、国民の教育の機会均等を謳っています。
図書館無料の原則です。

・新しいテクノロジーを取り入れたいが、知識や技術が無く、外注するとなるとお金がかかる
ホームページなども古くて使いにくい図書館もあるはずです。

・とにかく静かで、逆に落ち着かないという意見も多いそう
確かに!という意見と、静かなのが図書館だ!という意見に分かれそう。
この辺りは、施設の規模や、配置の工夫などで全く状況が変わってきてしまいますね。

・図書館の貸出予約数のトップ30とか50を見ると大体娯楽小説が占めている。
学習や研究で図書館を利用する人が少ないということ。

などが筆者が注目した問題点です。

まとめると、運用資金の問題、最新テクノロジーの活用、利用者の属性、利用目的など、問題点は多々ありそうです。

多様性が進む現代において、学び続けなければ、時代に淘汰されてしまいます。

ですから、市民の方であれば誰でも利用できる図書館のイメージや可能性をアップデートして、教育格差の問題について取り組んでいく必要があると考えます。

前置きがかなり長くなってしまいましたが、筆者が思う「こんな図書館あったらいいのにな」シリーズをほんの少しご紹介します。

地方の図書館の方で、新しい活動のアイデアとして取り入れてくれると嬉しいですね!

○○教室

さまざまな教室が開かれていると思います。

例えば、
プログラミング
パソコン
文章の書き方

YouTube投稿
動画編集
写真撮影技術
SNSセミナー
スマホの使い方
5Gセミナー
副業セミナー
クラウドソーシングのやり方
などが、最近のニーズを満たしてくれるのではないでしょうか?
特にコロナの影響もあり、本業以外のスキルや副業関係のセミナーはかなり需要がありそうですね。
 
さらに、
お金の話
社会保障
年金問題
戦争のこと
環境問題(SDGsなど)
国際問題

これらのような「学校ではなかなか深くまで学べないシリーズ」は家庭で教えることも大変だと思います。

現在は、オンライン上でさまざまな問題解決ができるようになりました。

ただそれは、全員がオンラインでの解決を望んでいることではないと思います。

オフラインならではの、温かみや手触りを感じるためには、やはり対面での教室というニーズはいつまでも消えないものだと思います。

寄贈図書の魅せ方~本の見える化~

図書館の素晴らしいシステムの中に「寄贈」があります。

予約がいっぱいで、なかなか貸し出せない人気本や、書店などの通常ルートでは手に入りにくい郷土資料などを寄贈として受け取るシステムです。

ここで私が考えるのは「本の見える化」をしたらどうだろうかという案です。

簡単にいうと、誰がこの本を寄贈してくれたのかがわかるということ。
ただ、個人情報の関係がありますので、ある程度の属性でもかまいません。

・お医者さんが、この本を読んで勉強をしました。
・大学の先生が、この本を読んで勉強が好きになりました。
・野球選手が、この本を読んで夢を諦めなかった。
・お菓子屋さん店主が、この本を読んで、自分の店を持ちたいと思いました。

など、本を媒体として「本の持ち主に出会う体験」をするのです。

子ども達からすると、メンターとの出会いは貴重であり、出会えるかどうかは運の要素がとても強い

未来のために、勇気を与えてくれる人に会えるのが理想ですが、なかなか難しいのが教育格差の問題です。

そこで本を媒体にして、元の持ち主がどんなタイミングで、どんな想いでこの本を買ったのか、選んだのか。そして、本を読んでどう感じたのか、どう行動したのか。

このようなアンケートを作成し、寄贈者の方に協力を依頼すると面白いと思います。

寄贈者は、寄贈するだけでなく、将来の子ども達の夢を応援する形に参加できるのですから、今後も良書を寄贈したくなる。
そして子ども達は、リアルな本に触れ、直接的な対面ではないにしろ、具体性をもって夢を追いかけるきっかけになる。

実はこの案は、私が試行錯誤した案の中で最も実践してみたかった取組みなんです。
※将来的には、本のクラウドファンディング的なものもやってみたい。

ですが現状として、筆者1人でやってもなかなか形にならないので、既存の図書館で行うのであれば、地元の方の協力なども得て、非常に楽しい形になるのではないでしょうか?

YouTubeスタジオ

かなり面白いと思います。

図書館の一室を活用すれば、出来そうですね。

特に、小さな図書館の一室を活用すれば、地域の活性化につながります。

市町村の中でも、気合いの入った町はYouTubeに取り組んでいますが、職員の方が中心となっていますよね?

それの、市民バージョンです。

子ども達が、読書感想文を読み上げてくれるようなチャンネルがあると、非常に素晴らしいですね。
自由研究をみんなで作ったり、その様子を記録して、YouTubeに配信してみるのも面白そう。

まとめ

いかがでしょうか?筆者の妄想を少しだけ、述べてみました。

ちょっとの一工夫で、今までイメージしていた図書館からかなり「ぶっ飛んだ図書館」になるのではないでしょうか?

 

学生の方々に伺うと、図書館は「テスト勉強の時使った」というピンポイントでの使い方はされているようです。

 

テスト勉強のために使うのも素晴らしいこと。

しかし、もう一歩踏み込んで、図書館が「遊び半分で学べる」ような施設となってくれれば、子ども達の思考や新たな挑戦を後押し出来るような施設になる可能性をますます高められるのではないでしょうか?

ぜひ継続的に足を運びたくなるような図書館になってほしいですね。

 

図書館は市民が作るものである

このコンセプトは、どの図書館に関する本を読んでも書いてありました。

市民が必要としなければ、図書館は何年も前と同じ姿しか見せてくれません。
しかし、市民が本当に必要とするならば、図書館をアップデートすることはそんなに難しいことではないのかもしれません。

教育格差の問題について取り組むためには、市民一人ひとりの意識改革が必要だということですね!

 

 

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